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『永遠の仔』天童荒太

先日、天童荒太の『永遠の仔』を読みました。

文庫本で全5巻、少し重い内容の本ですが、読み出すと止まらず一気に
読めます。

子どもの頃に、虐待を受け、心に大きな傷を負った3人が、大人になって
再会する。
そんな場面から始まる物語は、大人になった現在と、子どもの頃が交互に
行ったり来たりしながら進んでいきます。
子どもにとって、圧倒的な力を持つ親の存在。

子供は好きだし、十分かわいがりながら、一生懸命育ててきたつもりですが、
それでも、ずいぶん厳しく叱ったこともあります。
思わず手が出たことも、、、
そんなとき、子供達を傷つけていたのでは?
などと、本を読みながら、いろいろ考えさせられました。

おすすめの本です。