有川 浩の『三匹のおっさん』が面白い。
還暦で定年退職した剣道の達人と、その友人子供の頃からの悪ガキ仲間で、
柔道の達人と、体は小さく腕力は苦手だが工場経営者で機械いじりの名人、
その3人が、「還暦ぐらいでじじい扱いされてたまるか」と、町にはびこる悪を
なぎ倒していく、おっさん活劇。
3匹の子供や、孫などもからんで、読み出したら止まらない面白さでした。
実際、身近にibaさんという、還暦を過ぎてもトライアスロンでバリバリ活躍
している人を知っているだけに、「そうそう、歳なんか関係無い」って、
共感する部分も多く、よけいに面白かった。
それにしても、作者の有川 浩(ありかわ ひろ)さんて、女性だったんですね。
てっきり ”ひろし” って読む男性作家かと思ってました(^_^;)
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