間が開きましたが、昨年11月の北海道富良野・美瑛旅行の続きです。
最終日、夕張の「幸福の黄色いハンカチ」想い出ひろばの後、
「石炭博物館」へ、行ってみました。
ここは、文字通り石炭のこと、そして夕張炭鉱をはじめとする、炭鉱の
歴史や、その仕事・生活など、いろんなことが学べる、とても興味深い
施設です。
入ってすぐのところに、石炭の見本が・・・
デカイです。
そして、アンモナイトなどの化石もたくさん展示されています。
すごく大きなアンモナイトの化石があって、ちょっと驚きました。
炭鉱で使われた道具などが展示してあります。
道具の移り変わりを見るのも面白いです。
その他、夕張炭鉱が栄えていた頃の、人々の生活の様子や
大変賑わっていたお祭りの様子などが、展示されていました。
(人が写ったお祭りのパネル写真などは撮影出来ませんでしたが)
展示室を出ると、エレベーターで山の中へ
まずはトンネルになった、炭鉱風俗館です。
ここでは、明治から昭和へと、年代ごとの炭鉱の仕事や生活の
様子が、人形や当時の道具などで展示されています。
いろんな仕掛けがしてあり、ボタンを押すと掘削機が動いたり、
石炭がトロッコに積み込まれていく様子などを見ることが出来ます。
そして、さらに下へおりて、いよいよ炭鉱へ入っていきます。
入り口で、ヘッドライト付きのヘルメットをかぶります。
何とも言えない雰囲気があり、探検気分が盛り上がります(笑)
炭鉱での仕事の様子がよく分かるようになっています。
これは、明治末期から大正の頃に行われた、タヌキ掘りと呼ばれる
採炭の様子です。
この姿勢で、長時間仕事をするのは、ほんと大変だったでしょうね。
坑道を出ると、北海道天然記念物「石炭大露頭」を見ることが出来ます。
石炭の層をこんな風に見ることが出来るなんて、すごいですよね。
この『石炭博物館』は、ほんとすごく興味深い施設でした。
あまり人がいなくて、寂しい限りですが、夕張や、石炭産業、そして
エネルギー政策の移り変わりを見ることが出来る産業遺産として、
もっと評価されてもいいのでは、と思われる施設です。
機会があればぜひどうぞ!
おまけ(^_^)
炭鉱博物館へ行く前に食べた『夕張 カレーそば』です。
夕張のB級グルメのようですね。
美味しかったです(^_^)