今回は、昨年11月下旬岡山県西部の町、矢掛(やかげ)を歩いた
時の記事です。
矢掛町は、参勤交代の大名をはじめ、あの篤姫も訪れた旧街道、
山陽道の宿場町で、情緒ある古い町並みが残る魅力ある町です。
こちらは、やかげ郷土美術館、この隣に無料駐車場があります。
本陣や脇本陣など、古い建物が並ぶ町並み。
毎年11月の第2日曜には、当時の大名行列を再現した、
大名行列祭りというのが開催されるそうです。
今度は、その日に行ってみたいですね。
矢掛本陣「石井家」に入ってみました。
石井家は、江戸時代中期以降、代々大庄屋を務めるかたわら
本陣を兼ねた旧家で、酒造業としても栄えたそうです。
まずは、本陣側へ
諸大名からの拝領品などが展示してあります。
大名や公卿が休泊した、上段の間
上段の間からは、美しい日本庭園が眺められます。
こちらは「宿ふだ(関ふだ)」です。
大名や、旗本、奉行などの幕府の役人が、休泊するとき、
本陣の門と、宿場の入り口に掲げたそうです。
こちらから奥は、石井家母屋・土間から蔵、酒造場などへ
続きます。
母屋の座敷(何の部屋だったかは忘れました(^_^;))
土間に並ぶ釜、何となく懐かしい・・・
土間を抜けると、各種蔵があります。
酒造場と蔵は、資料館のようになっていました。
いかに栄えた家だったかが、よく分かります。
酒絞り機です。
通りへ出て、町並みをもう少し
通りにあったお肉屋さんです。
看板が、すごく味わい深いですね。
電話七番というのが、何とも時代を感じさせます。
この他、脇本陣の高草家も入りましたが、長くなるので
割愛・・・
こちらは、お昼ご飯を食べたお好み焼き屋さんの「大国屋」
広島風お好み焼きのお店です。
久しぶりに食べた、広島風のお好み焼き、すごく美味しかったです。