しばらくブログもfacebookも投稿してなかったら、友人から
「どないしとるんや?」って、心配して頂きました(^_^)
私のような者でも、心配してくれる人がいるってのは、
ほんとありがたいですね。
と言うことで、随分間が空きましたが、矢掛の後に行った
岡山の『吹屋ふるさと村』のことを。
吹屋(ふきや)は、国の重要伝統的建造物群保存地区に
指定された、歴史的建造物が並ぶ魅力的な町です。
岡山県の中部標高550mの山間部に忽然と、ベンガラ格子の
町並みが現れます。
歴史を感じさせる古い町並みは、各地にありますが、
この吹屋地区は、ベンガラの赤い町並みが特徴的です。
江戸時代中期から銅の産地として、それに加え末期から
明治にかけては、国内唯一のベンガラの産地として栄えた
そうです。
で、当時の豪商達が個々の屋敷が豪華さを纏うのではなく、
旦那衆が相談の上で石州(今の島根県)から宮大工の棟梁
たちを招いて、町全体が統一されたコンセプトの下に建て
られたとのことです。
http://takahasikanko.or.jp/modules/spot/index.php?content_id=21
ぶらぶら散策するのがとても楽しい町並みです。
こちらは、重要文化財「旧片山家住宅」
片山家は、1759年の創業以来200年余りにわたって、
弁柄の製造・販売を手がけたそうです。
中を見学
土間には竃などが
母屋の裏には、弁柄の製造蔵が。
蔵の中には当時の仕事の様子や、ベンガラのサンプル
道具類が展示してあります。
道具類も全てベンガラ色ですね。
その向こうには、道具蔵。
資料館という感じで、古い書物や、玩具などが
展示されていました。
当時の遊びなどが偲ばれますね。
町並み保存地区から、少し歩いた場所に銅山跡があります。
吉岡(吹屋)銅山 笹畝坑道です。
こちらも中が見学できるようになってて、見学してきたのですが
いい写真がありませんでした・・・(^_^;)
その後、町並みから3km程離れた所にある「広兼邸」を見学。
ここは、銅とベンガラの原料製造などで巨大な富を築いた、
庄屋・広兼氏の邸宅です。
下の駐車場から見上げると、まるでお城です。
庭もすごく豪華
座敷もすごいです・・・
映画「八つ墓村」のロケが2度も行われたそうです。
最後にもう少し、町並みを
車がないとなかなか行けない場所ですが、吹屋ふるさと村
とても魅力的な町でした。