日本刀古式鍛錬のつづきです。
水野鍛錬所店内で、一通り説明を受け、質疑応答などの後、
社長で4代目の水野康行氏により鍛錬所へ案内されます。
今回、忙しいかと思い、水野さんには連絡せず、全く一般見学者として
行ってましたので、ずいぶん驚かれてしまいました(笑)
鍛錬場に入ると、火床で鋼を熱していました。
真っ赤に熱せられた鋼を、火床から取り出し、ハンマーで叩きます。
赤めては叩き、赤めては叩きを繰り返します。
こうして鍛えることにより鋼の不純物が取り除かれ、より強靱で
良質な刀の素材となっていきます。
だいぶ薄くなってきました。
ここで、折り返し鍛錬のために、タガネで切り込みを入れます。
切り込みの入った鋼を再度、火床に入れて赤め
金床の角を利用して、ハンマーで叩いて折り曲げます。
完全に二つ折りに重ねられたら、一通りの工程見学は終了です。
薄くなってたのが、こんなに分厚くなりました。
これをまた延ばして、折り曲げてと言うのを繰り返したあと、叩き伸ばして
日本刀になります。
今回の公開では、ここまでを見学した後、次待っている人と交代です。
ビデオも撮りましたので、また編集してアップ致しますね。
来年もあると思いますので、興味のある方は、水野鍛錬所のブログを
チェックしてみて下さい(^_^)
http://blogs.yahoo.co.jp/mizuno_tanrenjo