2日目は、夕食後「夜の動物ウォッチング」ツアーに出かけました。
ガイドの方が、午後8時前に宿まで迎えに来てくれます。
他の宿に泊まっている人も含め、数名でガイドの運転する車に乗り、
双眼鏡片手に、夜の知床を探検です。
森の中で休む、エゾ鹿を発見。
エゾ鹿は、その後も数頭見つけることが出来ました。
キタキツネも、数頭見かけました。
(ビデオカメラの静止画で、ノイズが多くすみません・・・)
その他、かなり遠くてぼんやりとしか分かりませんでしたが、貴重な
シマフクロウも見つけることが出来ました。
ヒグマはいませんでしたが・・・
そんな感じで2時間のツアーは終了。
そして、翌21日。
今度は朝から、『知床自然体験1日コース』に参加。
やはり、ガイドの方が8時過ぎに宿に迎えに来て下さいます。
ガイドの方の先導で、原生林の中へ入っていきます。
倒木生えた苔やキノコに日が当たり、美しく光っていました。
いたる所に倒木があるのですが、そこから新しい木の芽が生えています。
これを「倒木更新」と言うそうです。
倒木の上から芽を出すことにより、日当たりがよくなるそうです。
途中、飛び石伝いに沢を渡りました。
実はこの時、ちょっとした?アクシデントがあったのですが・・・(^_^;)
原生林の奥には、そこだけ平らになった場所が。
ここは、雪解けの時期にだけ池になる「幻の池」なのだそうです。
私たちが行った時には、小さなシダが一面に生えていました。
周りにはこんな穴のあいた巨木も。
中が空洞になっていますが、生きています。
森の向こうには、羅臼岳が見えていました。
そんな感じで、ツアー午前の部終了。
それぞれの希望で、昼食へ。
海鮮にちょっと食傷気味だった私たちは、ラーメン屋さんを希望。
旭川山頭火系の『波飛沫(なみしぶき)』へ。
チャーシュー麺を頂きましたが、麺もしっかりしていて、スープ共に
とても美味しかったです。
この旅行の期間中、何軒かでラーメンを食べましたが、ここが1番
美味しかったです。
午後からは、まず鮭の遡上を見に遠音別(おんねべつ)川へ。
しかしながら、丁度カラフトマスと何だったか別の鮭の遡上時期との端境期で、
想像していたような、川いっぱいに溢れる鮭を見ることは出来ませんでした。
数だけだと、翌日ウトロ港のそばを流れる川の方が多かったです(^_^;)
しかし、ここには希少なオジロワシがいました。
通常冬にやってくる冬鳥なのですが、知床には何羽か住み着いている
ワシがいるそうです。
少し遠いですが・・・トリミングで
鮭の遡上を見た後は、再度自然センターへ戻り、遊歩道を通って
フレペの滝へ。
道の向こうにはウトロ灯台が見えます。
フレペの滝です。
別名乙女の涙とも呼ばれているそうです。
ちょっと分かりにくいですね。
湾の奥にあります。
以上で、ツアーは終了。
駐車場へ向かいます。
と・・・
駐車場に立派な角をした雄のエゾ鹿がいました。
今回のツアーでは、オジロワシが遠くを飛んでいる姿を見ただけで、
野生動物を全く見なかったのですが、最後にこんなところで・・・(^_^;)
(ヒグマに出会うと恐ろしいので会わなくて良かったのですが)
人間など全く気にする様子もなく、悠々と草を食んでいました。
続きます・・・