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用心棒日月抄

ずいぶん前に『たそがれ清兵衛』をビデオで見て以来、藤沢 周平の小説を、ちょこちょこ読んでいます。と言っても、お昼ご飯時に読む程度なので、なかなか進まないのですが・・・

で、1週間ほどかかってやっと読み終わったのが、これ 『用心棒日月抄』

主人公が、偶然藩主毒殺の陰謀を知り、許嫁の父を切って、ふるさとを出奔、江戸で用心棒家業をしながら糊口をしのいでいきます。その、用心棒として雇われた先々での事件と、忠臣蔵で有名な赤穂浪士たちの動きが、妙な具合に絡み合ってきます。そして、自分を狙う、藩の刺客との対決。江戸の市井の人々の生活などが面白く描かれていました。短編の連作集で読みやすく、なにより藤沢 周平の小説は、やさしさがあふれてていいですね。続きを読もう・・・

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