昨日、引退を表明した中田英が、だいぶ前に読んでいる、と言って話題になった本。 『半島を出よ』(村上 龍)を読みました。
上・下巻でかなりの、量・密度のある本でした。 舞台は2011年と近未来の日本。 ”反乱軍”を名乗る北朝鮮の特殊部隊兵士9人が、福岡ドームを占拠、その後500人ほどの兵士が北朝鮮から輸送機でやってきます。 そして福岡市を事実上占領、それに対して何も有効な手を打てない日本政府、無責任なマスコミ達。 マシーンのような、北朝鮮の特殊部隊兵士と、その背景等々・・・ すごくリアルで、もしかすると本当に起こってもおかしくない、と思わせる展開です。