やっと読み終えました。 三浦しをんの『風が強く吹いている』
高校時代一流だったけれども、故障や、問題を起こしたりして、挫折していた二人のランナーが出会い、おんぼろアパート竹青荘に住む、同じ寛政大の学生達とたった10人で箱根駅伝を目指す物語なのですが、それぞれの登場人物がすごく良く描かれていて、ほのぼのとして、時にジーンとして、そして読んでいるうちに自分も走りたくなって・・・ 走ると言うことがどういうことか、タイムや順位だけではない高みを目指す面々。
帯に「超ストレートな大型青春小説」と書いてあるその通りの内容でした。 本当にいい本です。
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