日野浦司さんの、『雲流野鍛冶鉈4.5寸』が、新たに入荷しました。 前回の物と少し模様が違いますが、こちらも魅力的な鉈に仕上がっています。 種類の違う鉄を、くっつけて、赤めては折り返し鍛造して作る鍛地。 その鍛地をさらに赤め、ねじりを加えて作っています。 こうして作られた母材に、白紙を割込み、鍛造しています。 そして丹念に鍛えたあと、丁寧に手研ぎ仕上げします。 この鉈は、片刃で裏は研ぎやすいように、少しすいてあります。 刃長135mmと、手頃なサイズで、使いやすい鉈です。 柄は、前回の「黒柿」ではなく、ローズウッドを使用しています。 (その分、少しだけお安くなっています)