カテゴリー

open all | close all

Gallery

hokkaidu1411 (54) DSC03550 DSC01053 IMG_1284 IMG_2639 IMG_2776

白浜トライアスロンシリーズ存続の危機

先週の土曜日は、所属するチームしらさぎの飲み会でした(^_^)

一応、宮古島・五島・皆生の国内ロング3大会をはじめ、各地のレースが一区切りついたのでその報告&慰労会みたいな感じで、楽しいひとときを過ごしました。

2008しらさぎ飲み会

ところで、その席で、私たちにとっては大変重大な話し合いが行われました。
それは、4月~11月まで毎月第一日曜に開催されてきた、レース形式の練習会
『白浜トライアスロンシリーズ』が、9月以降出来そうにない、と言うことです。
と言うのも、練習会のコースに、松下電器の液晶パネル工場が出来ることになり、
いよいよ着工されたからです。
工事が始まると、1日あたり10,000人の工事要員が動員され、また工事車両も
1日あたり5,000台が往来する見込みとのことで、日曜日とは言え、とても
バイク競技が出来る状態では無いようです。

>>>詳しくはこちら

今まで、通算147回も、開催されてきており初心者のトライアスロン入門から、
トップ選手の、大会へむけての調整など、多くの役割を果たしてきた、
素晴らしい練習会だけに何とか存続させたい。

みんなの気持ちは、それにつきます。
いろんな議論が出た中、結局、従来トライアスロンとして開催していた
9・10月は、スイム+ランのアクアスロンとして実施。

バイク・ランはどこででも練習できますが、オープンウオーターでの
ある程度の距離のスイム練習というのは、なかなか出来ないので、
それでも、開催する価値は十分あると思います。
尚、従来デュアスロンだった11月は、今のところ中止の予定となりました。

私自身、この大会があるおかげで、今までトライアスロンをやってこれましたし、
多くの素晴らしい仲間とも出会えました。
これからも、どんな形でも続けていきたいものです。

北京オリンピック壮行会

7月31日兵庫県川西市で、開催されました『北京オリンピック壮行会』に行ってきました。

北京オリンピック壮行会

川西市の激励委員会主催で、トライアスロンの田山 寛豪(たやまひろかつ)選手と、アーチェリーの林勇気選手が、出席されてました。

田山選手は、アテネに続いて、2大会連続の出場です。
昨年の、ワールドカップエイラート大会では、日本人として初めて優勝。
北京オリンピックでも、ぜひ頑張って欲しいものです。

田山選手と八尾監督
田山選手と挨拶をされる、チームブレイブの八尾監督

田山選手と   林選手と
せっかくの機会ですので、オリンピック選手お二人と一緒に写真を撮って頂きました。
相変わらずミーハーです(^_^;)

ちなみにトライアスロン競技は、女子8月18日、男子19日
アーチェリーは、8月9日~14日です。

田山選手のバイク

田山選手のバイクです。
これを駆って世界とどこまで戦えるか。
とにかく、ガンガン行って欲しいです。

2008全日本皆生トライアスロン参戦記~3

最後の種目、ラン42.195は、こんな感じで、猛暑の中、ゆるゆるとスタート。

走り出して、すぐに応援に来てくれてたF木さんに会う。
「桜井さん、がんばれー」
「いや、もうあかん・・・ぜんぜん走られん」(^_^;)
て感じで声を交わし、とにかく一歩ずつ前へ。

3.5kmの最初のエイドで、mixi仲間のTさんに追いつかれる。
まあ、このあたりは予定通り?です。
エイドでは、頭から上半身にざぶざぶ水をかけてもらい、
とにかく火照った体を冷やします。
ドリンクや水を飲み、氷を帽子に入れ、スポンジを方に当てて
次のエイドまで。

次のエイドでも、また水をかぶって、その頃には溶けてしまった
帽子の氷を入れ、水分や塩分を補給し・・・の繰り返しです。

エイドステーションは、だいたい2km毎ぐらいにあります。
とにかく次のエイド、次のエイドと、エイドステーションにたどり着くことだけを
目標に、歩くことなく走り続けました。
しかし、ほんと暑くて暑くて、エイド毎に水分を取ってるのに、
すぐ喉が渇いてしまいます。

皆生トライアスロンラン
両肩に、スポンジを当てて、前をはだけて、見苦しいですね・・・
すみませんm(__)m

ここのコースは、ほぼフラットなのですが、途中歩道橋があるのと
日陰がほとんど無いのが、辛いです。
特に今回は、厳しかったです。
また、距離表示が、あまり無く10km地点まで分かりませんでした。
ここでのタイムが、1時間15分ぐらい。
その後は、5km毎に表示があったのですが、
(もしかすると最初の5kmを見落としたか?)
その、ラップも37分30秒ぐらいと、ずっとキロ7分半のペースでした。

全くペースが上がらない・・・
後ろから来た選手に、抜かれるばかりです。
それでも、15km過ぎぐらいからは、歩いたりペースダウンしている人を
抜くことも出てきました。
辛いのは、みんな同じようです。
ここでも、自転車で先回りしていた、Fさんが応援してくれました。

20km地点、もうすぐ折り返しです。
このあたりも、ペースは同じキロ7分半。
前半で2時間半以上かかる計算です。
折り返したら、もっとペースは落ちるだろうから、これはラン5時間半かかりそう。
ゴールは、予定の6時から1時間遅れて7時頃になりそうです。

そして、折り返し地点の、境港。
「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な、水木しげるの生誕地と言うことで、駅前には
鬼太郎ロードというのがあります。
観光客が見守る中、その鬼太郎ロードを走り抜けて、折り返しのエイドへ

境港の鬼太郎ロード

ここでは、妻が待っているはずだったのですが、予定より遅れたため、
会えず・・・
心配してるやろなぁ、と思いつつ復路へ。
後で聞いたところ、応援バスが出る寸前で、もうバスに乗ってたらしいです。

折り返して、来た道を戻るのですが、向こうからやってくる選手も、みんな
ほんと辛そうな様子です。
しかし、尋常じゃない暑さの中、走ってるんですから、変わり者ばかりですね。
そう言う私も、折り返しでエネルギーゼリーを食べてから、ずっと吐き気がして
苦しいったらありません・・・

しかし、後半になっても、意外とペースは落ちず(元々遅いですが・・・)
キロ7分半をキープして走り続けました。
そうすると、それまで抜かれるばかりだったのが、徐々に前から落ちてきた
選手を抜くことが出てきました。
だいぶ落ちた順位も、少しは上がってきた様子です。

とにかく、歩かずにこのペースを守って走り続けよう。
スタートの時に比べて、しんどいけど、気持ちは前に向いてました。

やがて、30km地点を過ぎ、35kmも過ぎ、あと7kmほど。
一番しんどいところですが、今回は、ここまで来れば大丈夫、と
元気が出てきました。

前を見ると、3.5kmのエイドで、抜かれたTさんが、かなりペースダウンして
走っています。
信号のところで追いつき、
「あと少し、頑張って行きましょ」
と、声をかけて、一緒に走りました。
Tさんとは、このままゴール手前までずっと一緒に走り、おかげで最後まで
ダレずに集中して走れました。

やがて、『ゴールまであと5km』 の看板が見え、
それが、『ゴールまであと4km』 『ゴールまであと3km』と減っていきます。
今回ほど、この数字を見て、ジーンと来たことはなかったです。
そうして、最後のエイドで、先に行くTさんと離れ、水を飲んでいよいよゴールの
米子市東山陸上競技場へ。

競技場に近づくと、ゴールをする選手を紹介するアナウンスが聞こえてきます。
そして、競技場のゲートをくぐって、トラックを3/4周ほどして、ついにゴールです。

長く熱いレースが終わりました。

ラン5時間10分10秒
総合:11時間34分39秒 210位でした。

今回、814人が出場して、完走者は657人。
例年、DNFは80人ぐらいだったのが、今回は過去最高、
100人を遙かに超えて153人が、リタイア及びタイムアウトで、
ゴール出来ませんでした。

その厳しいコンディションの中、遅かったですが、ランでは
結局後半もイーブンペースで走れ、無事完走出来たのは、
まあよかったなぁ、と素直に喜びたいと思います。

しかし、これもエイドや、沿道で多くの方が応援してくれた
おかげです。
1人では、例え自動販売機やコンビニで、補給しても、絶対
走りきることは出来ませんでした。

今年で、五年連続完走した、皆生トライアスロン。
一昨年・昨年は、アイアンマンジャパン、今年は宮古島と
この5シーズンで、ロングに8レース出ましたが、その中でも
最も厳しく、辛いレースでしたが、それだけに、完走した喜びも
ひとしおです。
同じコースでも、その時によって、ぜんぜん違う。
いつも新しい発見や、感動、出会い、そして自分に対して、少しだけ自信が生まれる。
トライアスロンって、ほんと面白いです(^_^)
もっともっと鍛えて、また次のレースに挑みたいと思います。

2008全日本皆生トライアスロン参戦記~2

さて、猛暑の中、バイク145kmスタートです。
しかも、この皆生トライアスロンは、大山の山懐を走る、山岳コース。
この大会に向けて、六甲山に三度登ってきましたが、どうなることやら。

期待と不安を胸に(^^ゞまずは順調に走り出しました。
スタートしてすぐに、もう1人同じチームから参加している、A川君をパス
しかし、その後すぐH口さんに抜かれる・・・

20Kmぐらいまでは、それほどアップダウンもなく平坦な道がつづきます。
しかし、暑い。
まだ8時過ぎだというのに、太陽がじりじりと肌を焼きます。
早くも、エイドではスポンジをとって、首筋や肩を冷やします。

30kmぐらいから、徐々にアップダウンが多くなり、50kmぐらいからは
いよいよ大山道路の、激坂が続きます。
上り坂では、それでなくても暑いのに、風が無く太陽が照りつけるので
よけいに暑く感じました。
上り切って、一旦下って来たところのエイドに応援バスに乗ってきた
妻が待っていました。
「おーい!」と声をかけて、通過(^_^)

この後、淀江のエイドステーションを過ぎたあたりに、またきつい坂が
あります。
その後も、上っては下り、上っては下りの連続で、折り返し中山エイド
ステーションへ。
ここで、バイクを下りて少し休憩(^^ゞ
預けてた補給食をとり、ドリンクを飲んで、スイカとメロンを食べて、
さあ、残り40数kmです。

折り返してからも、来た道を通るのだから当然なのですが、もううんざり
するほどアップダウンが続きます。
それでも、最後あと20kmぐらいからは、ほぼフラット、やれやれです。

やっとの事でバイクフィニッシュ。
タイムは予定より少し遅れ、5時間26分36秒 この時点で順位は215位です。
スイムフィニッシュから、100人以上に抜かれてることになりますね・・・
もっとバイク鍛えなきゃ(^_^;)

ところで、バイクフィニッシュの時の時間が、午後1時24分です。
そう、一日で一番暑い時間帯。
すでに、熱中症気味で、気分が悪い・・・
とても、今から42.195kmのフルマラソンを走れる気がしませんでした。
よっぽどここでリタイアしようか?と迷ったのですが、応援バスに乗った
妻が、ラン折り返し地点の、境港で待っています。
携帯も、預けたままだし、連絡の取りようもない。
仕方ないか・・・まあ、頑張って走ろう、とトランジッションを終えました。

その3へつづく・・・

2008全日本皆生トライアスロン参戦記~1

2008年7月20日 朝4時びっしょり寝汗をかいて起床。。。

実は今回、急遽皆生温泉じゃなくって、駅前のホテルに
泊まることにしたのですが、エアコンの調節がうまく
できませんでした(^_^;)

夜中にも、汗をかいて何度日目覚め、その都度これはまずい
と、水を飲みましたが、朝起きた時点ですでに軽い脱水?
と思えるくらいで、なんか体に力が入らず、フラフラしてました。
猛暑の中のレースになることは間違いないのに、これはかなり
まずい・・・

とにかく、朝食を摂りながら、水分を一生懸命補給。
ホテルを出る、5時頃にはなんとか体もしっかりしてきて、
まあ、大丈夫か、と思えるくらいには回復。
車で、スタート地点の皆生温泉へ。
車内では、中島みゆきの『ファイト!』を聞いて気持ちを
盛り上げました(^^ゞ

5時半から、最終の選手登録。
今回は、定員枠が少し増え850人がエントリー、キャンセルなどがあり
最終出場者は814人だったそうです。
バイクとランの折り返し地点で補給する、スペシャルニーズを
預け、バイクやトランジッションバックをセッティング。
わざわざ兵庫から応援に来てくれた、チームメイトのKさん、
Fさんと少し話をして、スイムスタート会場へ。

2008全日本皆生トライアスロンスタート前

入水チェックをして、海へ行って、ビックリ!!!
今日は、波はないと言う予報だったのに、えらいうねっています。
水際から、海へ入っていこうとして、押し戻される人もたくさん…
これは・・・結構面白そう(^_^)
スイムが苦手な人には、申し訳ないのですが、私こういうのけっこう
好きなんですよね(笑)
少し泳いでみましたが、ちょっと沖へ出ると、特に問題無さそうです。

そうこうしているうちに、 午前7時のスタート時間になりました。
笛の合図とともに、長い長いそして熱い一日が始まりました。

まずは、スイム3km
最前列のすぐ後ろ、真ん中より外側から、スタート。
いつも通り、バトルに巻き込まれないよう、最初から、思いっきり飛ばして
いきます。
ここは、沖へ350m出て、岸と平行に左へ1500m地点過ぎまで
泳ぎます。
中間地点を過ぎたあたりで、いったん浜に上がり、チェックポイントを
過ぎて、もう一度沖へ出て、グルッと来た方へ戻って来るコースです。
この、往路岸と平行に西へ向かうのが、潮の流れのせいか、なかなか
進まない。
なんとか、中間地点までたどり着きました。(27分ぐらいかな?)
チェックポイントで、すぐ近くにチームメイトのH口さんがいるのを発見。
声をかけて、そのまま再度海へ。
復路は、わりと泳ぎやすく、バトルやアクシデントもなく、そのまま浜へ。
ここでも、H口さんと会う。
どうやら、ずっと同じあたりを泳いでいたようです。

海から上がった時点で、55分でしたが、ここからスイムゴールの計測
地点まで、200mほどサンダルを履いて走ります。

2008全日本皆生トライアスロンスイムフィニッシュ

結局スイムタイムは、57分53秒 111位でした。
55分ぐらいでは、フィニッシュしたかったんですが、仕方がないですね。

次は、皆生トライアスロン最大の難関、バイクです。
今日は、とにかく暑くなりそうなので、しっかり補給してから、スタートします。

つづく・・・