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第24回宮古島トライアスロン参戦記5~ラン

いよいよ、最後のランです。

長いレースも、あとはフルマラソンを走れば終わり。
(決して、まだこれからフルマラソンを走るのか、
とネガティブな意識を持っては、いけません(^_^))

シューズと、パンツを履き替え、帽子をかぶって、ラン
に移ります。
この時点で、当初の予定より15分以上貯金があります。
これは、10時間40分ぐらいでゴールできるか?
甘い期待を抱きつつ、ランコースへ。

道路へ、出たところで、チームメイトのKさん、Fさん
が応援してくれてました。

かなり力づけられ、おかげでいいペースで、ランに入る
ことが出来ました。
キロ5分ちょっとぐらいか・・・

Kさんが、しばらく併走しながら
「ええ走りや!この調子で行こ」
と乗せてくれたのが良かったようです・・・が・・・

二人と別れてしばらく行くと、会えることを楽しみにし
てた、きんたさんが、自転車に乗って応援しているのを
発見!

「おーい!」と声をかけながら走り続けます。
その先には、妻や応援バスのメンバーが、歩道で応援し
てくれていました。
ここでも声をかけて、快調に走りすぎます。

宮古島トライアスロン ラン

ところが、2.2kmぐらいのエイドをすぎてしばらく走ると、
右足ふくらはぎが張ってきたような感じ。

あ、これはマズイ・・・この先40kmもあるのに大丈夫か?

予定通りどころか、もしかすると、後半ボロボロになって
真っ暗な中ゴールすることになるかも、と不安が湧いて
きます。

それでも、何とか粘ってキロ6分ペースで、20kmぐらい
までは走り続けました。
ここのランは、周回ではなく、21km行って、帰ってくる
往復コース。
結構アップダウンがあり、厳しいコースです。

しかも、それまで薄曇りぐらいだった、天気が晴れてき
て、かなり暑い。
気温より、日差しがきついので、首のうしろなど、焼か
れるような感じがあります。、
エイド毎に、スポンジを貰って首筋に当て、氷を帽子に
入れて、走り続けました。

20km過ぎの結構きつい坂を越えて、やっと折り返し。
このあたりでは、キロ7分台でしか走れません・・・
それでも、歩かないことだけを考えて、ペースを保ち
走り続けます。

やっとの思いで、30km地点を通過。
しかし、このペースでは、予定の6時を回りそうです。
このあたりで、きんたさんに、再会。
「全然スピードが出ないー」とちょっと泣き言(^_^;)

スピードを上げたいけど、上がらない、けど思ったほど
落ち込まないまま、粘って35km地点へ。
35kmを越えて、しばらく行くとチームメイトのKさん、
Fさんが、いました。

またまた、併走して
「スピード上げていこ、行ける行ける!」
と、うまく乗せてくれます。
おだてられると、すぐ調子に乗る私は、なんとかペース
アップを図ろうと、足を動かしました。

すると、フルマラソンの一番しんどいところですが、な
んとかペースが上がってきます。
だんだん調子が上がってきて、緩い下りに入ったあたり
では、キロ5分ちょっとぐらいまで上がりました。

そのまま、頑張って残り7kmを走り続け、ゴール地点の
競技場へ。

宮古島トライアスロン ラン 宮古島トライアスロン ラン 宮古島トライアスロン ラン

競技場では、子供たちが、花を用意して待っていてくれ
ました。
ここのトラックを、半周すればゴールです。
手渡された花を持って、子供たちと一緒にゴールを目指
します。

宮古島トライアスロン ランゴール

それまでの苦しさも、一気に吹っ飛びます。
この瞬間の為に、10時間以上、いや何ヶ月もトレーニン
グして来ました。
時計は、かろうじてまだ10時間台。
ランでは、かなり苦しみましたが、ほぼ思い描いた通り
のレース展開。

自然とガッツポーズが、出てきます。
いろんなことを思い浮かべながら、子供と3人でゴール。

ラン:4時間43分39秒 種目順位 481位
総合:10時間57分17秒  385位

暑く長いレースが、終わりました。

第24回宮古島トライアスロン参戦記4~バイク

相変わらず、トランジッションでもたもたして
結構時間をくってしまいました。

さあ、気合いを入れて、バイク155kmへ。
東急リゾート前から、昨日ドライブしたコースを
池間大橋目指して走ります。

10km過ぎには、宿泊しているホテルがあり、
その前では、子供たちと母親が応援して
いました。

そう、妻以外の家族は、朝早く起きるのが大変
なので、ホテルで待機。
その後は、応援よりシュノーケリングツアーに
行ってました(^_^;)
あ、もちろん母親は、泳がずに見てるだけ、
ですが。

家族に手を振りながら、ホテル前を駆け抜け、
そのまま順調に、走り続けます。
結構調子いい。

池間島をグルッと回って、橋を戻り、東側海岸へ。
このあたりは、結構小刻みにアップダウンがあり
なかなかスピードが上がらない。

しばらく進んで、植物園のあたりで、応援バスに
乗った一団の応援が。
妻と、mixiの友達が応援してくれてます。
その他、沿道にはどこも応援が多くて、力づけ
られました。

宮古島トライアスロンバイク

この後、東平安名崎を過ぎて、来間大橋へ向かう
坂の途中で、タレントの、リサ・ステッグマイヤー
さんを発見。

抜きながら
「ブログいつも見てますよー」と声をかけると
「ありがとうございまーす」と、お返事頂きました。
いい年して、相変わらず、ミーハーです…(^_^;)

来間大橋は、自転車で走るより、上の展望台から
見る方がきれいですね。
風が強くて大変でした。

大橋を過ぎると、バイクスタート地点まですぐです。
ここから、バイク2周目へ。
100kmを超えて、さすがに疲れてきました。
2度目のホテル前には、もう家族もおらず、
スピードを落とすことなく素通り。
池間大橋を過ぎ、小刻みなアップダウンを超えて
バイクフィニッシュ地点へ。

バイクタイムは、5:23:22で、バイクラップ404位
この時点での順位は、359位でした。
バイクけっこう行けてたと思ったのですが、
それ以上に、速い人が多かったようです。

さあ、次は、最も苦手なラン。
けど今日は結構調子いいようだし、どうなるか?

第24回宮古島トライアスロン参戦記3~スイム

4月20日 いよいよレース当日です。
予定通り、朝3時起床 レストランで朝食。
宮古島は、さすがに島上げてのイベントだけに、
朝早くからちゃんとした食事を用意してくれます。
ありがたい・・・
10時間以上の長丁場に備え、しっかりご飯を食べ
身支度を整え、装備の再点検を済ませて、5時前に
ホテルを出、いざスイムスタート会場へ。

どうも例年に比べて、緊張感が少ない。
ここ5年で、ロングに出るのが7回目なので、
だいぶ慣れてきたか?
まあいいことなのだろうけど、油断しないよう
気を引き締めなければ。

会場に到着して、まずは選手登録。
記録を取る為のセンサーの付いたリストバンドを
付けてもらい、腕にナンバリング。

選手登録

自転車にボトルを取り付けて、タイヤに空気を入れ
ランとバイクの装備を預けて、日焼け止めを塗り…
何せ、3種目の準備でレース前は忙しい。
バイクギア

バタバタと準備を済ませて、浜辺へ。
天気は、薄曇りで、風もあまりない、いいコンディ
ションです。

スイムは、600mを沖に向かって泳ぎ、続いて岸と
平行に1100m、そして最後1300mを岸に向かって泳ぐ
台形のコースです。

約1500人の参加ということで、さすがにすごい人です。
これが一斉にスタートしたら、バトルが大変だなぁ
と、それが一番の心配です。
避ける為に、最前列のすぐ後ろ、真ん中からやや
外寄りに位置取りしてスタートの合図を待ちます。
いくら慣れたとは言え、緊張が最高潮に達する瞬間です。

ところで今年の、スターターは小泉純一郎元首相でした。
沖からボートに乗って、現れた小泉さんエライ人気(^_^)

ちょっと緊張感も取れた午前7時、合図のピストルと
ともにいよいよ長いレースが、スタートしました。

スイムスタート

前列からのスタートなので、最初から思いっきり
飛ばしていきます。
(そうしないと後ろから、乗り越えられて来てへ
たすると溺れます)
しかし、作戦は成功!
うまくいい位置で泳ぎ出すことが出来、その後も
速い流れに乗って最初の600mのブイまで、問題なく
行くことが出来ました。

それにしてもきれいな海。
どこまで行っても、底がよく見えます。
所々に、珊瑚礁があり、ダイバーが万一の事故に
備えて、水中で待機しているのも・・・

気が付くと、1つ目のブイを曲がって、岸と平行に
泳いでました。
そのまま、順調に泳ぎ、ほとんどバトルもないまま
最後のブイを折り返し、岸に向かいます。
潮流のせいか、かなり泳ぎやすい。

素晴らしく透明な、宮古島の海を楽しみながら
あっという間に3キロのスイムが終了。
疲れもそれほど感じない。
タイム計測地点を見ると49分50数秒・・・
これは50分を切れるかと思って、走るもののなにせ
砂の上は、思うように足が進まず、計測器に手を
乗せた時には、50分を16秒過ぎてました。

しかし、レース前50分目標、けど現実は55分ぐらい
かな、と思ってた、いい方のタイムでした(^^)v

ハンガーに掛かっている、バイクギアを取って着替え
テントへ。
補給して、ゼッケンや、サングラス、ヘルメットを
付け、バイクシューズを履いて、さあ次はバイクです。

第24回宮古島トライアスロン参戦記2~前日

4月19日(土)レース前日です。
この日は、朝早めに起きて、前日組み立てたバイクの調子を
見がてらホテル前のバイクコースを、軽く試走。

朝食後、レンタカーで、バイクコース下見と観光を兼ねた、
島内1周ドライブに。

まず、ホテルから少し北へ行ったところにある、名所「砂山ビーチ」へ。

その名の通り、小高い砂山を登っていくと、いきなり視界が開け、
言葉で言い表せない、美しいグラデーションの海が目に入ります。
思わず、後ろから来る家族に「オイ、すごいぞ早よ来てみ」
と声をかける・・・

砂山ビーチ
白くて細かい砂は、サラサラだし、水は透明でなのにグリーン
に近いブルーで、晴れた空とのコントラストが本当に美しい。
思わず、泳ぎたいと思ったけど、ここでは我慢(^_^;)

そのまま、宮古島と池間島を結ぶ池間大橋を目指して、サトウキビ畑の
間を北へ。
このあたりは、ややアップダウンがあります。
それにしても走りやすそうなコース。

そして、珊瑚礁の青い海の上を走る、池間大橋。
池間島側からは、売店の上に展望台があり、まさに絶景を堪能できます。

池間大橋

しかし、結構風がきつく、レースでもちょっと苦しまされそうな感じです。

この後、島の東側へ回り東平安名崎を目指します。
(レースではこのあたりが、一番走りにくい箇所でした)

途中、新城海岸で、少し海へ。
ここは、珊瑚礁が発達しているビーチで、シュノーケルには、
最適の場所らしいです。
私は、シュノーケルなしで、潜りましたが(^_^)
腰ぐらいの、深さのところにたくさんの魚が、泳いでいました。

しばらく、美しい海を堪能して、東平安名崎へ。
ここは日本百景に数えられる景勝地で、珊瑚礁と断崖が美しい場所です。
途中、トライアスロンの記念碑がありました。
(記念碑とは言わんかな?こういうのなんて言うのか・・・)
取り敢えず記念写真。

トライアスロンのマークの前で

東平安名崎から、今回バイクで走るのを、一番楽しみにしてた
来間(くりま)大橋へ。
もう、期待を裏切らない、いや期待以上の美しさに大感動です。

来間大橋   来間大橋の展望台で記念写真

来間大橋を渡ったところに展望台があり、ここからは、
スタート地点の与那覇前浜が見えます。

しばし景色を堪能して、さあスイムスタート会場の前浜にある東急リゾートへ行くのですが、
その前に少し遅くなった昼食。
通ってきた道を逆戻りして、丸吉食堂へ名物宮古そばを食べに行きました。
丸吉食堂のソーキそば

スイムスタート会場では、バイク預託と言って、前日のうちにスイムゴール後に乗るバイクを
預けます。
五島のアイアンマンなどでは、かなり厳しいチェックがあるのですがこちらは、ナンバーや
ボトルなどを見るだけで、ほとんど何もなくパス。
ちょっと拍子抜けしました(^_^)

バイク預託にて

この大会は、全て自分で出来ることは自分でやる。
まさに自己責任、大人のスポーツという感じでいいです。

バイク預託の後、スイム会場を下見。
ここで、チームメイトの2人に会いました。
明日は、ここから、暑く長い1日が始まります。

スイムスタートゲート

一通り下見を済ませ、レンタカーを返してホテルに戻り、翌日のレースに備え9時過ぎに就寝。
明日は、朝3時起きです(^^ゞ

第24回宮古島トライアスロン参戦記1~前々日

さて、レース前の宮古島入りの様子から、順番に書いていこうと
思いますので、しばらくおつき合い下さいませ。

18日、朝神戸空港を出発、那覇で乗り継いで、宮古島へ。
この乗り継ぎで、トラブル発生(^_^;)
何でも急遽搭乗を取りやめた人がいて、その人の荷物を下ろすのに
かなりの時間がかかってしまいました。
結局予定より、50分ほど遅れて宮古島入り。

空港から、慌てて選手登録会場の、体育館へ。

選手登録会場前のゲート

選手登録の体育館前にある、ゲートで記念写真。
いよいよ来たー!って気分になります。

選手登録を済ませ、ホテルへチェックイン。
すぐに、宅急便で送っていた、バイクの組み立て。
そうこうするうちに、競技説明の時間が迫ってきます。

またホテルから、タクシーに乗って競技説明の会場へ。
宮古島は、タクシーの初乗りが390円と安く、ちょっと出かけるのにも
すごく便利です(^_^)

フィニッシュゲート

競技説明の後、競技場のフィニッシュゲートにて。
レース当日は、このゲートを何時にくぐれるか・・・

この日は、『ワイドーパーティ』と呼ばれる、前夜祭があるのですが
今回、74歳の母親を連れてきており、立食のパーティはキャンセル。
mixiの仲間たちと、『郷家』と言う居酒屋さんで、酒盛りでした。
ちなみに「ワイドー」とは、宮古島の方言で「がんばれ」ってことです

郷家のライブ   マイミクのみなさんと

さすがにレース前なので、泡盛は我慢して(^◇^;)
オリオンビールと、美味しい沖縄料理を、堪能してホテルへ帰りました。

と、まあこんな感じで、あわただしくけど、比較的リラックスして、
宮古島1日目は、過ぎていきました。